はじめに

患者さん一人一人に向き合って治療します。

同じ病気でも、患者さんによって病気の重症度は千差万別です。また、年齢や活動性、ご本人のご希望やライフスタイルにより、さまざまな治療方法が考えられます。
心臓血管外科では、心臓や血管に関連する病気の治療をおこなうにあたり、循環器内科などと密接な連携を図り、一人一人の患者さんに応じた最適な治療方法を検討し、病気とその治療方針について十分に説明させていただいたうえで、治療をすすめてまいります。

当科の診療実績

1. 患者さんに安心を与える

日本医科大学武蔵小杉病院の基本理念である“患者さんに安心を与える”を遵守し、術前および術後の説明を十分におこない、患者さんやご家族の方との相互信頼を大切にしております。
根拠に基づいた治療法を提案し、詳細な説明をさせていただき、納得した治療法を選択していただける環境づくりを心がけております。

2. 最適な治療法の選択:循環器内科、血管内・低侵襲治療センターとの連携

最近の薬物治療やカテーテル治療などの進歩はめざましいものがありますが、心臓・大血管疾患には、手術治療でしか救命できない疾患、内科治療より手術治療の方が生命予後改善効果の高い(安心して長生きできるということ)疾患が存在します。
当施設では、循環器内科、血管内・低侵襲治療センターと毎週合同カンファレンスを開催することにより、各患者さんに最適な治療法を選択できるように検討しております。

3. 各診療科との連携

心臓・大血管手術をうける患者さんの平均年齢は65~70歳とご高齢の方が多く、心臓・大血管疾患以外に、糖尿病、腎臓疾患(透析など)、呼吸器疾患、脳血管疾患、消化器疾患などを同時に患っていることも少なくありません。 このような患者さんは、“ハートセンター”と称した心臓疾患のみの治療をおこなう病院では適切な治療を受けることができない場合があります。
当院は大学病院であり、総合病院であるという強みを生かし、各診療科の専門医師と連携することにより、他疾患を有する患者さんに対しても積極的に治療に取り組んでまいります。

当科の診療実績

年間100例以上の心臓・大血管手術をおこなっております。24時間体制で緊急手術にも対応し、周辺地域の病院ではトップクラスの手術数を誇ります。

  2011/04-
2012/03
2012/04-
2013/03
2013/04-
2014/03
2014/04-
2015/03
2015/04-
2016/03
2016/04-
2017/03
冠動脈バイパス術 22 29 23 27 21 26
弁膜症 27 35 38 34 32 41
胸部大動脈 16 21 18 14 9 14
他心臓手術 3 6 7 5 7 5
心臓手術合計 68 91 86 80 69 86
腹部大動脈
(ステントグラフト)
12(4) 27(15) 21(9) 19(9) 20(6) 13(8)
心臓・大血管手術
合計
80 118 107 99 89 99
末梢血管手術他 40 21 43 39 23 18
総手術数 120 139 150 138 112 117

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